2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

D&Dとサイオニック

AGS様が更新されました。今回は『サイオニックの書』の紹介です。 ロバート・J・シュワルブ/アリ・マーメル『サイオニックの書』(滝野原南生/柳田真坂樹他訳、ホビージャパン)でサイオニック・セッションを!: Analog Game Studies サイオニックの歴…

『冒険王道』と遊ぶということ

子どもたちにダイスを。 こちらは、小学校でのクラブの時間(選択授業みたいな感じで時間割にあるそうです)で、TRPGクラブをされているほくろんさんのページです。 実際のプレイのレポートと、そして小学生と遊ぶためのオリジナルシステム『冒険王道』…

ゲームブックの過去と未来

過去 AGS様が更新されました。*1 今回は、小珠泰之介様によるゲームブックの記事です。 ゲームブックとの邂逅: Analog Game Studies 一読して大きくうなずくことばかり。 なんのことはなくxenothもゲームブック世代で、ウォーロックの藤浪智之(わきあか…

ゲームブックはじめて物語

ゲームブックの過去と未来 ゲームブックの過去と未来 - xenothの日記 なんて記事を書いたので、ちょっと、ゲームブックの起源について調べてみました。 といっても、英語版Wikipediaを見ただけなんですが、結構面白い情報が沢山あったので、紹介させていただ…

お返事お待ちしてます

一週間ほど前に、AGS様に感想とお願いのメールをお送りしました。 岡和田様、AGSの皆様がお忙しいのか、お返事がまだ届いていませんが、もしメールが不着あるいは見過ごされていると困るので、こちらでも記事として掲載させていただきます。 もし関係者や…

ゲーム性と自由度

要約 前回の記事では、ゲーム性とされるものを、「自己表現」「自己実現」「共有」の3つの視点から分析した。 ゲーム性と同時によく使われる曖昧な言葉である「自由度」も、「自己表現」「自己実現」「共有」の3点から分析することができる。 この時、それ…

ローマとペルシャと『秘身譚』

『秘身譚』とルナー帝国連載開始! AGS様で、新しい記事が追加されました。 今回は、伊藤真美氏*1の新作『秘身譚』と、グローランサの関係を、なんと担当編集の方の記事としていただいています。 『秘身譚』とルナー帝国(第1回): Analog Game Studies …

ゲームの面白さの一考察

要約 ゲームの面白さは、当然ながら、面白がる人間の心の中にあるもので、それは心理学的なものである。 ルール・システムの数学的分析は重要だが、それは心理学的な面白さを前提にしなければ意味が無い。 心理学的な面白さを考えるキーワードとして、「自己…

メディア間の翻訳〜指輪物語の場合〜

指輪物語の昏さ 映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作が切り捨てたもの | 限界小説研究会BLOG →(移転し、加筆修正されました。) 映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作が切り捨てたもの――『指輪物語』における“昏さ”の意義について(岡和田晃) : 2…

ニューウェーブSFとTRPG

読解再び このブログでも二回ほど触れた、岡和田氏のWローズおよび門倉直人氏の作品に関するエッセイ「忘れたという、その空白の隙間で−−門倉直人『ローズ・トゥ・ロード』試論」を、AGSのほうで紹介されておりました。 「忘れたという、その空白の隙間…

謹んで新年のお慶びを申し上げます

本年もよろしくお願いします。 この不定期更新のxenothの日記も、今年は年末にかけて数多く更新しました。 それというのも、毎回、興味深い記事を書かれるAGS様のおかげです。 様々に考える種をいただき、xenothなりに膨らませてみました。 来年も、Analog G…