再び、TRPGの自由について、ものおもう&鏡さんへの質問

対して「自由」は、強いて言うなら質的な指針です。「ある」か「ない」かだけの問題で、中間はありません。自分で決断するのが「自由である」状態で、私はこちらが自然な状態だと考えます。そういう「自由」をあえて放棄し、他人に決断を委ねる「自由でない」状態を、私は「管理」と呼んでいます。「管理されない部分は自由だ」という主張があるかも知れませんが、「自分で決めて良い部分」の決定を他人に委ねれば、それはやはり「管理」でしかないのです。

http://www.rpgjapan.com/kagami/2007/11/post_105.html


鏡さんに質問があります。


Q:ルールを守り、デザイナーの指針を熟読し、GMの誘導に従う、というのも、それが当人の決断であれば、「管理」ではなくて「自由」ということで良いでしょうか?


「殺人を犯さない」ことが、盲目に法律という権威にすがることではなく、単に「むやみに人を殺すのはよくない」という決断の結果であるのと同じように。普通に面白いプレイを行うために、他者の指針を受け入れる、というのも自由の範疇だと思います。そうであるなら、特に反論することはないのですが、鏡さんの議論を見ていると、そのあたりに食い違いか、あるいは誤解を招く点があるように見えるので。